30歳になったら、自分のライフスタイルをチェック!
生活習慣病・糖尿病・高脂血症
生活習慣病とは、脂肪分の多い高カロリーな食生活や運動不足など、不健康な生活習慣を続けることによって引き起こされる病気のこと。
30歳になったら、自分のライフスタイルをチェック!
生活習慣病とは、脂肪分の多い高カロリーな食生活や運動不足など、不健康な生活習慣を続けることによって引き起こされる病気のこと。
生活習慣病とは、脂肪分の多い高カロリーな食生活や運動不足など、不健康な生活習慣を続けることによって引き起こされる病気のこと。生活習慣病の怖いところは、ひとつの病気にかかると、他の病気にもかかりやすくなること。しかもほとんど自覚症状がないので、静かに病状が進行していきます。
前兆なしに、突如として心筋梗塞や脳梗塞に襲われるようなこともあり、治療が受けられないまま亡くなってしまうケースも多発しています。そうなる前の定期健診が大切です。早期に発見し、早期に治療することがとても重要なのです。ご心配、ご不明なところがございましたら何でも気軽にご相談ください。
日本では40歳以上の10人にひとりが糖尿病といわれています。
食事をすると、血液中のブドウ糖が増えて血糖値が上がります。それをエネルギーとして使うため、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されるのですが、このインスリンが出ない、または出てもうまく動かなくなるのが糖尿病。糖尿病が急激に発症すると、エネルギーとなるブドウ糖が全身に運ばれにくくなり、体重が激減します。
糖尿病は高血圧、肥満、高脂血症の引き金にもなり、病状が進めば失明や肝機能の低下など次々に重い合併症を伴います。
知らず知らずのうちに血管を傷つけている糖尿病に対しては、将来のリスクを見据えた治療を行うことが重要です。こちらのサイトでは、糖尿病のリスクと治療法について紹介しています。糖尿病について理解を深めるため、ぜひご一読ください。
※別サイトへのリンクが開きます。
https://www.diabetes.co.jp/dac
糖尿病について「知りたい!」と思う情報を掲載している患者さん向け情報サイトです。
糖尿病の症状、主な合併症、治療方法など様々なコンテンツを用意しています。
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食後、血糖値が急激に上昇し、その後、急降下する「食後高血糖」を『血糖値スパイク』といいます。血糖値が激しく変動することによって、食後に眠気・頭痛などを感じることもあります。
この状態を放置しておくと、II型糖尿病になるリスクが高くなり、動脈硬化の進行が早まるとも言われています。他にも、糖尿病・認知症・がん・心筋梗塞・脳梗塞などさまざまな病気につながる可能性があります。
問題は、通常の検査では「血糖値スパイク」の症状が見つけにくいこと。なぜなら通常の検査で調べる“空腹時血糖値”はそれほど高くない為、血糖値の平均値は正常なまま。だから、通常の健康診断では見つけづらいのです。
食後、急激に血糖値が上昇すると、急に増えた血液中の糖は血管内部にダメージを与えます。これで繰り返されることで、心筋梗塞・脳梗塞が起こる可能性を高め、糖尿病やガン、認知症になるリスクが上がる可能性が示されています。
「食後高血糖」かどうかは、空腹時に図った血糖値からは判断ができません。食後に血糖値を測り、ご自身の血糖値の上がり方を調べてみましょう。食後高血糖だった場合、改善するには食事の内容・食べる順番に注意したり、食後の適度な運動が大切です。また食後高血糖の改善を目的としたお薬もありますので、これらを適切に使用することで食後高血糖はコントロールすることができます。血糖値について気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
食べ過ぎや運動不足などから起こる肥満のため、ひとりがいくつもの生活習慣病を同時に抱え、動脈硬化性疾患を発症するハイリスクな状態のことです。
肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧症のうち3つ以上を合併すると、そのリスクはひとつの疾患の場合に比べ約36倍まで跳ね上がります。
4つの病気すべてが揃った状態は「死の四重奏」とよばれ、早死のリスクが高まります。
あなたは大丈夫?以下でチェック!
もし、これらすべてに当てはまるようであれば、急いでライフスタイルを改善する必要があります。
■上半身肥満
腹囲(へそ周り) 男性85cm以上、女性90cm以上
■脂質異常
中性脂肪が150mg/dL以上で、善玉コレステロール(HDL)が40mg/dL以下のいずれ、または両方
■高血糖
空腹時の血糖値が110mg/dL以上
■血圧
最高血圧130mmHg以上、最低血圧85mmHg以上のいずれ、または両方
40歳以上の日本人の約20%が肥満になっているといわれています。
肥満になると、血圧、血糖、コレステロールが増え、動脈硬化や高血圧、糖尿病、脳卒中のリスクが高くなります。
朝食は抜き、昼食はファーストフードや麺類などで軽くすませ、夜遅く夕食を食べるという食生活も肥満の大きな要因になっています。
なかでもお腹のまわりがでっぷりとせり出した「内蔵脂肪型肥満」は、脂肪が分解されてできる遊離脂肪酸の増加や、内臓脂肪から分泌されるホルモンなどにより、生活習慣病を発症させます。
また、最近になって「肥満遺伝子」に異常があると肥満になりやすいということがわかってきました。近親者に太った人が多い場合は、特に生活習慣に気を配るようにしましょう。
また、肥満の方は「睡眠時無呼吸症候群」が発生する確率が非常に高くなります。
骨粗鬆症は女性に多い病気です。背骨がもろくなり、ちょっとしたことで骨折してしまうこともあります。
骨の新陳代謝が悪くなるということもありますが、閉経を迎える50歳代から骨からカルシウムが溶け出すのを抑制していた女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減るため、骨形成が追いつかずに骨がもろくなってしまうのです。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は別名「タバコ病」とも呼ばれる肺の生活習慣病といえる病気です。
COPDはまだまだ認知度が低い病気ですが、実は世界の死亡原因の第4位にランクインしており、今後は更に患者数が伸びると考えられております。
COPDはタバコの煙で肺に炎症が起こり、空気の通り道の気道が狭くなって、息切れや呼吸がしにくくなり息苦しいという症状が表れます。また、気道が狭くなるので、分泌物が溜まり咳やたんが頻繁に出始めます。
COPDの患者さんの約90%が喫煙者です。
COPDは少しづつ進行して重症化する疾患です。
少しでも違和感を感じたら早めの相談をオススメ致します。
「自分ではまだまだ大丈夫!」と思っている人も要注意。初期の段階では何も症状が出ないのが生活習慣病の怖いところです。まずは、健康診断で自分の体の状態を知ることが大切。総コレステロール値や中性脂肪値、血糖値、血圧などが年々上がっていませんか?30歳になったら、まずは自分のライフスタイルをチェックしましょう。
血管が硬いとさまざまな病気のリスクが高まり、血管の壁に脂質が付着すると、脳梗塞や心筋梗塞などにつながる動脈硬化の症状が出てきます。
当クリニックでは、簡単な検査で血管年齢やホルモン年齢を調べるアンチエイジング医療に力を入れています。
生活習慣病になる前に、まずは自分自身の今の血管年齢を知ることが大切。数値が高い方は、深刻な病気が起きないよう予防をしっかりしていきましょう。