腹痛、血便、下痢などでお困りの方は
炎症性腸疾患(IBD)
<潰瘍性大腸炎>や<クローン病>は厚生労働省から難病指定されています
腹痛、血便、下痢などでお困りの方は
<潰瘍性大腸炎>や<クローン病>は厚生労働省から難病指定されています
・耐えられないほどの激しい腹痛が起こる
・1日の間に何度も下痢を繰り返す
・下痢症状が長期間続いている
・食事を取るとすぐに下痢をする
・便に白い粘膜が付着している
・血便が出た
炎症性腸疾患とは免疫異常により消化管内で炎症を引き起こし、激しい下痢症状などが伴う疾患です。
代表的な炎症性腸疾患として<潰瘍性大腸炎>や<クローン病>といった病気があります。
<潰瘍性大腸炎>は腸管で炎症を引き起こすのに対し、<クローン病>は消化管全体で炎症を引き起こします。どちらも厚生労働省から難病指定されている重大な疾患であり、治療が困難な病気となります。
炎症性腸疾患の原因は現在では明確に分かっていません。何らかの要因による免疫異常や遺伝的要因が関与しているのではないかと考えられています。また、日本人においては食生活の欧米化というのも要因の一つとして考えられています。ファーストフードやインスタント食品ばかり食べているという方は注意が必要です。
上述のように、炎症性腸疾患は難病指定されている完治が難しい疾患であるため、病気を治すという概念ではなく、上手に付き合っていく方法を模索するという治療方針になります。具体的に行う治療方法としては、下記3点があります。
<薬物療法>
消化管に起こっている炎症を緩和するための薬を使用します。現在では生物学的製剤を使用することによって、ほぼ完治している状態を維持することが可能になっています。
<栄養療法>
消化管に負担が大きく掛かるような食事は更に炎症を悪化させる恐れがあるため、徹底した食事管理を行います。
<外科的治療>
薬物療法や栄養療法を行っても症状のコントロールが難しかった場合には、外科的治療により大腸を摘出して人工肛門を設置する場合もあります。
炎症性腸疾患は難病指定されている疾患であるため、完治することが難しい病気です。そのため、症状が悪化しないように適切な治療を行うことが必要不可欠です。まずは大腸カメラ検査を受けることが必要となるため、至急病院に行きましょう。
大腸カメラ検査を受けることに不安を感じる方も多くいらっしゃるかと思いますが、当院では患者様に良質な内視鏡検査を提供することに注力しています。詳しくは下記リンクからご確認下さい。
辛い症状にお悩みの方や、不安を抱えていらっしゃる方は、まずはお気軽に当院へご相談下さい。